こんにちは!整体サロン アンティオールです。
今回は、「ゴルフをした翌日から腰が痛くなる」「ストレッチをしても違和感が取れない」とご相談いただいた20代男性のお客様の症例をご紹介します。
腰の重だるさを抱えながらもプレーを続けていたところ、慢性的な腰痛に発展。
整形外科では「筋肉の疲労」と言われたものの改善が見られず、根本的に治したいとのことで当院へ来院されました。
■ ご来院のきっかけ
週末にゴルフを続けるうちに、腰の痛みが習慣化。
安静にしても良くならず、スイング時に「ズキッ」とした痛みを感じるようになったとのこと。
仕事もデスクワーク中心で、腰への負担がかかりやすい生活リズムでした。
■ 初回時の状態
・股関節の可動制限(特に右股関節の内旋)
・骨盤のねじれ(右前方回旋)
・胸椎・肩甲骨の可動性低下
・体幹バランスの左右差
・ハムストリングスの過緊張
■ 施術内容
腰だけでなく、股関節・胸椎・肩甲骨など“連動の要”となる部分を中心に調整。
骨盤矯正と筋膜リリースを組み合わせ、体幹のねじれをリセットしました。
また、スイング動作時の「腰をひねりすぎるクセ」を改善するため、可動性を分散させるストレッチとセルフケア法を指導。
呼吸を使った体幹トレーニングで、再発防止も行いました。
■ 経過と変化
2回目:痛みが軽減し、スイング後の張り感が減少。
4回目:可動域が拡がり、腰の違和感が出にくくなる。
6回目:「ラウンド後も痛くならなかった」と報告。
8回目:股関節の動きが改善し、スイングフォームが安定。
10回目:腰の痛み消失。体幹バランスが整い、飛距離もアップ。
12回目:トレーニング後の疲労も残らず、「パフォーマンスが上がった」と笑顔に。
現在も月1回のメンテナンスで、良好な状態をキープしています。
■ 担当コメント
スポーツによる慢性腰痛は、「使いすぎ」ではなく「使い方の偏り」が原因で起こることが多いです。
股関節や胸椎が硬いまま腰をねじると、すべての負担が腰に集中します。
整体で全身の連動性を整えることで、無理のないフォームに変わり、再発も防止できます。
ゴルフやテニスなど、回旋動作が多いスポーツをされる方は、体幹と股関節の動きをセットで整えることが鍵です。







