こんにちは!整体サロン アンティオールです。
今回は、長時間のデスクワークで慢性的な頭痛に悩まれていた40代男性のお客様の症例をご紹介します。毎日10時間以上パソコンに向かう生活が続き、夕方になるとこめかみが締め付けられるような痛みが出るとのことでした。頭痛薬を週に3〜4回使用しており、仕事の集中力にも影響が出ていました。
■ ご来院のきっかけ
「薬に頼らず根本的に改善したい」という思いから当院へ。病院では緊張型頭痛と診断され、ストレッチや姿勢の注意を受けたものの、実際の痛みは改善しなかったそうです。
■ 初回時の状態
・頭を支える後頭下筋群が強く緊張
・猫背姿勢により首が前に出て負担増
・肩甲骨の動きが低下
・胸郭が硬く呼吸が浅い
特に、呼吸の浅さと首の筋肉の緊張が頭痛を強めている状態でした。
■ 施術内容
首から後頭部にかけての筋肉を丁寧にゆるめ、肩甲骨と胸郭の動きを引き出す整体を行いました。背骨の湾曲が自然に戻るよう調整し、呼吸が入りやすい体へ導きました。デスクワーク時の座り方や、肩が上がらない姿勢のコツもお伝えしました。
■ 経過と変化
5回目では夕方の締め付け感が軽くなり、薬の使用が週2回に減少。
10回目では頭痛の頻度が半分以下になり、仕事の効率が上がったと実感されたとのことでした。15回目では首の重さが取れ、頭痛ゼロの日が増え始めました。
20回目には頭痛薬をほとんど使わない生活となり、「頭が軽くて仕事に没頭できる」との嬉しいご報告をいただきました。
■ 担当コメント
緊張型頭痛は姿勢と呼吸の影響が非常に大きいです。首や肩の筋肉の緊張を緩めることはもちろんですが、胸郭を整え呼吸を深めることで頭痛の再発予防にもつながります。







