こんにちは！整体サロン アンティオールです。
今回は、「抱っこや授乳で腰が限界」「寝返りのたびに痛む」とご相談いただいた30代女性のお客様の症例をご紹介します。
出産後から続く腰痛が改善せず、整形外科では湿布と安静を勧められましたが、育児中は休むこともできず、限界を感じてご来院くださいました。
■ ご来院のきっかけ
産後半年が経過しても腰の重だるさが残り、朝起き上がるのもつらい状態。
授乳中や抱っこの姿勢で腰に強い張りを感じるようになり、「もう育児を楽しむ余裕がない」と不安を抱えておられました。
■ 初回時の状態
・骨盤の開きとねじれ（特に右前方回旋）
・腹筋群・骨盤底筋の筋力低下
・脊柱起立筋・腸腰筋の過緊張
・呼吸が浅く、体幹の安定性低下
・姿勢の崩れ（反り腰・巻き肩）
■ 施術内容
骨盤と腰椎のバランスを整える「産後骨盤矯正」を中心に施術を実施。
深層筋（腸腰筋・多裂筋）を丁寧にゆるめ、腹圧が自然に働くよう導きました。
さらに、日常での抱っこ姿勢・寝返り動作のポイントをアドバイス。
体幹を支える「呼吸トレーニング」も取り入れました。
■ 経過と変化
2回目：施術後の軽さを実感。「腰の動きがスムーズになった」
4回目：朝のこわばりが減少し、抱っこ時の痛みも軽減。
6回目：「1日中立ち仕事でも腰が楽」と変化。
8回目：骨盤の歪みが安定し、姿勢が自然に整う。
10回目：「寝起きもスッと動けるようになった」
12回目：体幹の安定と共に、育児の疲労も感じにくくなった。
その後も月2回のメンテナンスを継続し、体調を良好に維持されています。
■ 担当コメント
産後の腰痛は、出産による骨盤の開きや、筋肉のバランスの崩れが原因で起こります。
特に腹圧が弱まると、腰が反りすぎて痛みを繰り返しやすくなります。
整体で骨盤と体幹を整えることで、無理なく姿勢を支えられるようになり、育児中の疲労も軽減されます。
産後半年〜1年以内は回復のチャンスが多く、適切なケアで「再発しにくい体」へ導くことが可能です。
腰痛に悩むママさんは、ぜひ一度ご相談ください。
